人文社会科学
職業的ケアラーからピアまで、また医療福祉現場から地域まで、様々な現場における実践例をひきつつ、「ケアとは何なのか」をあらためて問う本である。 新書というコンパクトな書籍ではあるが、ケアラーとケアを受ける人との間の(しばしば困難な条件下での)…
このところ畑違いの本を読むことが続いていて、本書もそのひとつではある。おそらく読みとれていないことがらも多いとは思うが、受け取ることが多かったとも思っているので少し感想を書き留めておく。 「ケア」というと家庭内で家族が行う育児や介護、あるい…
仕事で隣接する分野でもあり、実際に影響を受けている人と接したこともあるので、「妊娠・出産」をめぐるスピリチュアル市場の動向は気になっていた。本書は新書という手軽な体裁でありながら、気になっていたことがらはほぼカバーされ、またよく整理されて…
周囲に言及する人が複数いたので読んでみたが、なかなかのアウェイ感だった。 本を読むのにホームもアウェイもないだろう、と言いたいところだが、やはり馴染みのない分野というのはあって、本書に書かれていることがらを理解するための基礎知識が、決定的に…